○4…助け船が登場して問題は解決に向かう。視野を広く
20・風地観(ふうちかん)
「観察」
精神性は高いが現実には弱い
物事や事象は、絶えず変化をしています。
以前に見たものが、今現在も真実であるとは限りません。
このことを念頭に置き、改めて自分の置かれている環境や境遇を見直してみましょう。
積極的な行動を取るよりも、自分がどのような立場にあり、どのような行動を取るべきなのかをよく考える時期です。
たとえ目に見える大きな成果が上げられなくても、熟考した上での行動が吉となります。
・目に見えないものへの畏敬の念
・動きのない状態
・体裁を取り繕うのではなく中身の充実を
「精神性、観察、思索、反省、静観、情報、学問芸術、理想主義、衰退」
20・風地観(ふうちかん)4爻
〈爻辞〉
「国の光を観る。用いて王の賓たるに利ろし」
〈読み方〉
くにのひかりをみる。もちいて おうの ひんたるに よろし。
<爻辞の意味>
「国の様子を観察する。王に賓客として優遇され、仕えるべきである」
目上の引き立てや協力者の援助があるので、自分の希望することに対しては、積極的に行動してアピールする時です。
そうすることによって、今までいた環境や悩みから脱出することができ、大きく飛躍することとなるでしょう。
「観ている」だけの状態から、改めていく流れに変わっていきますので、このチャンスを是が非でもつかみ取らなければなりません。
之卦 12・天地否(てんちひ)
「閉塞」
心が通わず、わかり合えない
運気は衰退時期にあります。
何をしてもうまくいかないのがこの時期です。
大きな失敗から小さな不具合まで様々なことが起こります。
困難を今すぐに解決しようとするよりは、時間を置くほうが良いでしょう。
新規の事や積極策も、裏目に出やすいのでしばらくは控えて。
今はのんびりとゆっくり過ごしてください。
出しゃばらず控えめな態度で過ごしていれば、チャンスは必ず訪れます。
・災難を受けないように隠れるべき
・八方塞がりの状態
・解決策を考える
「ふさがる、否定、不正、不和、話が通じない、行き詰まり、悪が蔓延」
易経の勉強(初心者の記録用メモ)
●2022.12.9(金)「健康」futayo・女性