○2…悩みの原因が「散る」とき。発展より基礎固めに専念を
59・風水渙(ふうすいかん)
「分散」
苦難も安泰も一気に吹き散らす
動きのなかった状態が動き始めます。
これまで困難の中にいた人は、解決に向かいます。 運気上昇期間の始まりです。
ただし上昇期の入り口に過ぎませんから、努力は必要です。
逆に、今まで特に運気が良かった人は、願望や希望の解消、解散とか離別、職場から追われたり、仲間が去っていくなどの可能性も。
自分のためではなく人のためになることをすると、今後の開運に大いに影響します。
・何かが離散する状況
・問題解決の糸口は身近なところに
・新たな展開で自分を生かす
「散る、解放、脱出、状況一変、出発、波紋、離散、解散、解雇、破談」
59・風水渙(ふうすいかん)2爻
<爻辞>
「渙の時、其の机に奔る。悔い亡ぶ」
<読み方>
かんのとき、そのきに はしる。くい ほろぶ。
<爻辞の意味>
「悩みがあるとき、机に走る。悔いはなくなる」
之卦 20・風地観(ふうちかん)
「観察」
精神性は高いが現実には弱い
物事や事象は、絶えず変化をしています。
以前に見たものが、今現在も真実であるとは限りません。
このことを念頭に置き、改めて自分の置かれている環境や境遇を見直してみましょう。
積極的な行動を取るよりも、自分がどのような立場にあり、どのような行動を取るべきなのかをよく考える時期です。
たとえ目に見える大きな成果が上げられなくても、熟考した上での行動が吉となります。
・目に見えないものへの畏敬の念
・動きのない状態
・体裁を取り繕うのではなく中身の充実を
「精神性、観察、思索、反省、静観、情報、学問芸術、理想主義、衰退」
易経の勉強(初心者の記録用メモ)
☆編集中☆