「安定」考え方を変えて現状を改善(易経の勉強)
徐々に盛運に向かい、安定しています。
しかし、ことを行うにあたっては1人で頑張ろうとせず、人の意見をよく聞き、協力し合うこと。
特に3人で支え合うと、バランスが良く、うまくいくでしょう。
他人に対しても惜しまず協力することも重要です。
また内部の体質改善や変革、世代交代の必要性も考えられます。
思いきって、それまでの体制や考え方を一新させる時期に来ているようです。
外卦(上卦)×内卦(下卦)
50・火風鼎(かふうてい)
〈卦辞〉
「鼎は、元いに吉。亨る」
〈読み方〉
ていは、おおいに きち。とおる。
「鼎」は煮炊きする道具のことで、3本の支柱(周囲との協調)で成り立ちます。
物を煮炊きするのは食べやすくするために材料を変化させること。
沢火革の「革命」とは違い「改善」です。
協調と改善を合わせ「トラブル調整」も意味します。
・ゆっくりとした変化
・完成するまでにはいろいろと手がかかる
・三角関係に悩む
「バランス、安定、協力、改善、工夫、刷新、団欒、料理、三角関係」
爻の吉凶
◎上…自我を極力抑え、周囲と連携すれば願望も成就する
○5…努力が実を結ぶとき。力のある人の協力も得られる
×4…信頼を失う行動を取っていないか、自分を振り返る
×3…強攻策を取って失敗しやすい。穏便な方法を選ぶこと
○2…迷いが生じやすいが、やるべきことに専念すれば吉運
×初…不要なものは捨て、新しい事柄への準備を進めるとき
この卦が出るとき
「協調」「改善」を意味する卦ですから、それを促すときに出やすいでしょう。
職場では、単独よりチームでの働きが求められるとき。
企画は、もう一工夫して改善しましょう。
カップルは、安定を保てるか、三角関係に陥るかのどちらか。
シングルはモテるときですが、複数愛の可能性があるので注意してください。
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卦は「陰と陽」の組み合わせ
小成卦…陰陽を組み合わせた3つの「爻」からなるもの(八卦)
大成卦…八卦を上下で組み合わせて構成するのが卦で小成卦に対して大成卦と呼びます
※卦は全部で64あります
1つの卦は、陰陽を表す6つの「爻」から成り、爻は下から順に初・2・3・4・5・上と言います。
内卦…初・2・3までの下3つ八卦(小成卦)
自分自身や自分の気持ち、内面、自分が置かれた環境、組織の内部、指導される側、下にあるものなど
外卦…上の4・5・上までの八卦(小成卦)
自分に対する相手、外部環境、表面、外面、指導する側、上にあるものなど
八卦にはそれぞれに意味があり、八卦の組み合わせで卦そのものの意味が生まれます。