△上…問題は解決されるものの自信過剰になると再燃の恐れ
9・風天小畜(ふうてんしょうちく)
「障害」
妨害あり。時機が来るまで待て
近々に困難や障害につきあたろうとしている状況です。
あるいは、すでに困難や障害に遭遇している場合もあります。
それも、あと1歩でうまくいきそうなときに限り、困難や障害が発生して思わず諦めたくなるということが多いようです。
しかし困難や障害を乗り越える努力をすれば、報われるでしょう。
ここはどっしりと構えて実力を養い、忍耐強く時期を待つことで、おのずと扉が開かれます。
・お預けを食らう
・新規のことは見送るべき
・色恋沙汰に要注意
「妨害、足止めを食う、思うように進まない、蓄える、実力をつける」
9・風天小畜(ふうてんしょうちく)6爻
<爻辞>
「既に雨ふり既に處まる。徳を尚びて載す。婦貞けれども厲うし。月望に幾し。君子往けば凶」
<読み方>
すでにあめふり すでに とどまる。とくを たっとびて のす。ふ ただしけれども あやうし。つきぼうに ちかし。くんし ゆけば きょう。
<爻辞の意味>
「物事が成就した。徳がいっぱいになった。正しいけれども立場は危うい。力を持ちすぎてしまいそうだ。それ以上、強く進もうとするなら凶」
少し畜められていたことの終わりです。
やるだけのことをやってきたので安心して過ごすことができます。
ですから、これ以上の欲は持たないほうがよいでしょう。
変な未練から多くを求めたり、深入りしたりすることは避けなければなりません。
一区切りついたと思い、忘れてしまうくらいでちょうどいいのです。
引き際が肝心です。くれぐれも間違えないように。
之卦 5・水天需 (すいてんじゅ)
「待機」
実力を養いながらチャンスを待つ
たとえ自分自身が不遇な状況や満足がいかない環境に置かれているとしても、それを嘆くことも憂うこともなく、毎日、真摯な態度で日々過ごしていけば、やがて夢や希望(吉)が得られます。
一方で、何かの実現を待つにあたっては、無心(無欲)な心も大切になります。
マイナス思考は可能な限り払拭して、プラス思考に徹し、待つことでうまくいくことでしょう。
・どれくらい待つかが重要
・自分自身の弱点を知る
・養生が開運の鍵
「待つ、飲食しながら待つ、大望を抱いて待つ、急がば回れ、英気を養う」
易経の勉強(初心者の記録用メモ)
○2022.1.11(火)「アガスティアの葉」を開くこと
●2022.4.27(水)「No.118 全体運」chie・女性