×上…考えに固執し、問題解決を自ら遠ざけているとき
6・天水訟(てんすいしょう)
「衝突」
互いに主張し、争う
あんまり良い運勢とは言えません。
何事につけても、思い違いや行き違いがやたらと多く、物事が順調に運びません。
また意見の対立や問題が発生しやすい時期なので、争いごとが絶えません。
まさに誤解が誤解を生み、争いが争いを生む悪循環の運勢なのです。
それが元で、これまで良好であった人間関係が悪化する可能性も。
目上の人の意見を求め、物事を進めるための妥協点を探すことが有益です。
・争いはほどほどでやめること
・すべては始めが肝心
・無駄に粘らず一から出直すべき
「訴訟、争い、主張し合う、意見が合わない、物事にこだわりすぎる」
6・天水訟(てんすいしょう)6爻
<爻辞>
「或いは之に鞶帯を錫う。終朝三たび之を褫く」
<読み方>
あるいは これに ばんたいを たまう。しゅうちょう みたび これを ひく。
<爻辞の意味>
「たとえ裁判に勝ち、栄誉を得るようなことがあったとしても、それは決して永続するものではない」
争いの終わりです。
そしてその争いに勝ち、利を得ることができます。
しかし、その勝ち方はあまりにも強引すぎてよいかたちではありません。
後に恨みや憎しみ、裏切りなどの苦難を生み出すことになります。
手にしたものは一時的なもので永く保つことはできません。
必ず失うことになるでしょう。
争には勝たなければなりませんが「勝ち方」があるのです。
之卦 47・沢水困(たくすいこん)
「困窮」
物心とも涸れ果てる
困難、苦境の真っ只中におり、何をやってもうまくいきません。
下手にバタバタ動くとアリ地獄にはまったようになるので、今は耐えるしかありません。
八方塞がりなので、周囲の助けを期待しても、助けは期待できないでしょう。
今は試練の時だと考え、自分を見失わずに、努力しながら運気が変わるのを待ってください。
この苦境から少しでも早く脱出するためには、気持ちを明るく持つことです。
・沈黙で耐えることが金
・苦しみとの戦いは自分との戦い
・苦しいのは「今」のみ
「困難、窮乏、欠乏、生活難、八方塞がり、疲労困憊、失恋、弁解不要」
易経の勉強(初心者の記録用メモ)
●2022.5.4(水)「No.132 恋愛・カップル」mika・女性