×3…外部から災難を持ち込まれやすいとき。行動は慎重に
62・雷山小過(らいざんしょうか)
「過信」
度を超した行動が災いを招く
小規模なことにはツキや運気がありますが、大きなことに対しては、良い結果が出ません。
分不相応なことをしたり、多くを望すぎたりすると、失敗することも。
自信過剰もいけません。自分の身の丈を知ることです。
また能力や実力以上のことに手を出すことで、悩みが増え、造反に合う、対立する、離れていくなどが起こり得ます。
今は、いかなることも控えめで、謙虚な態度でいるのが1番です。
・無理をせずに小事から始める
・常に謙虚に控えめにいるべき
・物事を甘く見てはいけない
「行き過ぎ、やりすぎ、過剰、欲張り、誇大、時機を失う、不和、誤解」
62・雷山小過(らいざんしょうか)3爻
<爻辞>
「過ぎずして之を防ぐ。従わば或いは之を戕わん。凶」
<読み方>
すぎずして これを ふせぐ。したがわば あるいは これを そこなわん。きょう。
<爻辞の意味>
「強すぎることなく、これを防ぐ。従えば害を被る。凶」
簡単に事は運ばないようです。
自分の力を過信してしまうのか、思い通りに行動して難しい状況を作り出してしまいます。
思いがけないトラブルや事故に巻き込まれることもあり、要注意な時なのですが、気づくことができません。
すべて様子を見て、事情がはっきりしたり、相手の状況が変わるまで待つことが災いから逃れる方法です。
ついうっかり、のないように。
之卦 16・雷地予(らいちよ)
「喜び」
準備をしておけば無事に行える
今までの苦労や努力が報われて、人生を明るく楽しめる時期。
そして多くのチャンスにも恵まれて、何事もうまく進むでしょう。
このような時期には、せっかくの良い運勢や運気を逃さぬように、諸事積極的に行うことが重要です。
ただし調子に乗りすぎないよう、冷静に考えること。
なお、この時期は普段頑張っている人こそ、思い切って遊びや娯楽など、人生を楽しむことで、より運気が上昇します。
・舞い上がるような高揚感
・何事にも夢中になってしまう
・足元をすくわれる危険性
「喜び、予兆、高揚感、油断大敵、準備、計画、備えあれば憂いなし」
易経の勉強(初心者の記録用メモ)
●2022.5.19(木)「健康・ジムに通う」