×3…進めば困難に遭うが退けば安泰。現状維持のつもりで
39・水山蹇(すいざんけん)
「受難」
足が萎えて一歩も前に進めない
行き詰まる低迷期の運気。
どうにもならない苦しい状況に置かれていますが、無理やりに解決しようとすることだけは禁物です 立ち止まり、周りの援助を求めることが最善策と考えましょう。
1人で動けば動くほど窮地に陥るので、冷静になって状況判断しながら、しかるべき人の助言に従ってください。
なお、西南方向は良く、東北方面は良くないとあります。これも解決の糸口にしてください。
・無理をせずに見送るべき
・自分に足りないものを見つめる
・結果を得るには時間がかかる
「動きが取れない、進退きわまる、どん底、困難、経済的困窮、水難」
39・水山蹇(すいざんけん)2爻
〈爻辞〉
「王臣蹇蹇。躬の故に匪ず」
〈読み方〉
おうしん けんけん。みのこに あらず。
<爻辞の意味>
「王にも臣下にも、困難が幾重にも重なっている。私欲のためではない」
自分自身が大変な状態にあるにもかかわらず、身内や相手のために一生懸命尽くします。
情にほだされてしまうのでしょう。
仕方がないという思いが出て面倒を見るようになります。
自分のことよりも相手を優先させる在り方は自己犠牲的傾向になるので、抱えきれないと思うならハッキリ断ることがよいでしょう。
しかし、それができないものなのです。
之卦 48・水風井(すいふうせい)
「継続」
繰り返し、努力を続ける
何かと苦労が絶えませんが、人のために尽くす姿勢を崩さないことです。
成果はすぐには表われませんし、地味な作業の連続ですが、後から必ず良い結果がついてきます。
ただし見返りを期待してはいけません。あくまでも無償の愛と言う姿勢が大切です。
また宝の持ち腐れと言う可能性はありませんか?
自分の周囲を見まわしてみて、上手に活用できていないものがないかをチェックしてみてください。
・変わることなく、そこにあり続ける
・結果を得るまでは慎重に
・面白みには欠けるも無難
「繰り返し、労働、日常、不変、苦労が多い、知恵、縁の下の力持ち」
易経の勉強(初心者の記録用メモ)
○2022.9.21(木)「仕事・事務職」